お馬の写真

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「馬が売れない」というコラムに思うこと

      2016/01/05

先日、友人とのメールで「東海も賞金安いけど高知競馬の賞金ってもっと安い」という話がありました。ちょうどそんなタイミングでこんな記事がnetkeibaに。

サマーセール終了 (netkeiba「田中哲実 生産地便り」)
なぜ、こんなに馬が売れないのか?それを説明するのは難しいのだが、やはり最も大きな要因は、地方競馬の低迷だろう。下がる一方の馬券売上げにより、レースの賞金や出走手当などもまたどんどん下落する現在の状況では、たとえ馬を持ちたくとも、まともな価格では購入できない、と考える馬主が大多数ではないだろうか。

ちょっと気になって各地の賞金を比較してみるために「ダービー」と言われるレースの賞金について調べてみました。(ここでダービーを取り上げたのは尺度をそろえてみるため)

なお、各地のダービーについては2004「にっぽんのダービー」一覧表を参考にさせてもらいました。これらの中で今年既に開催されているもののみ地域別にまとめてみました。

競馬場(地区) レース名 賞金(単位:万円)
東京(中央) 東京優駿 15000
盛岡(岩手) 不来方賞 700
宇都宮(北関東) 北関東ダービー 600
大井(南関東) 東京ダービー 5000
大井(南関東) ジャパンダートダービー 6000
金沢(金沢) 日本海ダービー 320
名古屋(東海) 名古屋優駿 3000
園田(兵庫) 園田ダービー 800
福山(福山) 福山ダービー 400
高知(高知) 高知優駿 35
高知(高知) 南国優駿 32
佐賀(九州) 九州ダービー栄城賞 500
荒尾(九州) 荒尾ダービー 120

交流重賞になっているために賞金が高くなっているレースもありますが、ダービーでこの賞金ではちょっと馬主さんはやっていけないでしょうね(特に高知競馬の賞金の低さは群を抜いている感じ)。確かにこれでは先のnetkeibaのコラムにあったように「まともな価格では購入できない」というのもうなずけるところ。
中央は賞金が上がっていく傾向にある中、南関東以外の地方競馬や生産側では既にデフレスパイラルに陥ってしまっている状況。その中でJRAは地方競馬への協力に関してだいぶ冷たい態度で接しているという噂は聞いていますが(参考記事:高崎競馬存廃問題 県が廃止検討--秋に最終判断/群馬)、このまま悪循環が進んでいくと中央もこの影響が出てくると言うことを認識しているのでしょうか。それとも内国産などどうでもよくて香港みたいに外国産馬ばかりでの競馬でもいいとでも考えているのでしょうか。

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